奥武蔵のシダ植物

和  名 オニヒカゲワラビ 科 名 メシダ
学  名  Deparia pterorachis (Christ) M. Kato
飯能 名栗 日高 毛呂山 越生 鳩山 ときがわ 玉川 嵐山 小川 東秩父


 山地のやや陰湿な林床に生える常緑性のシダ.葉柄は30〜60cm,緑色.鱗片はやや密に軸に張り付くようにつき,披針形で縁に突起があるのが特徴.葉身は広卵状3角形,長さ幅とも40〜70cmの大型,2〜3回羽状深裂.中軸,羽軸の裏面に鱗片と毛がある(毛がなければキヨタキシダ).
 2021/9/25飯能市原市場字赤沢
 ソーラスは線形,中軸寄りにつく.羽軸の裏面に鱗片と細かい毛がつく(酷似のキヨタキシダには毛がない).  葉柄は緑色.鱗片は張り付くようにつく.  鱗片の周囲には細かい突起がある.