毛呂山の植物

和  名 キヨタキシダ 科 名 メシダ
学  名  Diplazium squamigerum (Mett.) Matusm.
 葉身は長さ20〜40cm,幅15〜30cmの三角形,2回羽状複葉.根茎は短く這う.葉柄は長さ20〜35cm,直径2〜4mm,緑色〜わら色.黒褐色の鱗片がつく.鱗片は光沢があり,長さ7〜10mmの披針形,先端は細長く尖り膜質,縁に突起がある.
 2020/5/2 宿谷:滝遊歩道
 羽片の柄は長く,イヌワラビ類との大きな違い.羽軸の溝は中軸に流れ込む.  ソーラスは中肋寄りで包膜は細裂.中軸・羽軸は滑らかで毛は無い,わずかに鱗片がつく.
 葉柄及び中軸は緑色.鱗片は膜質黒褐色,鱗片の先が尖り縁に突起がある.2021/9/11 権現堂:あざ穴  羽軸はなめらかで微毛なし(微毛あればオニヒカゲワラビ).