毛呂山の植物

和 名 ナガバヤブソテツ  科 名 オシダ
学  名  Cyrtomium devexiscapulae (Koidz.) Ching,
 

 石灰岩地では比較的多いとされていて,低山ではそこそこ見つかる.オニヤブソテツ系の種で,成熟した個体ではオニヤブソテツと容易に見分けられる.
 各羽片は混み合ってつかず,ほっそりとしていて,耳は発達していない(オニヤブソテツは耳をもつ).葉色はやや明るい緑色で,光沢は強い(テリハヤブソテツよりも).
 2020/4/8 箕和田:遊歩道

 

 

 ソーラスは裏の全面に散在し,包膜は全縁で,中心部が黒褐色.

 側羽片は細長く,基部に耳片は発達しない.辺縁はやや波状縁で,切れ込みが深いこともしばしば.  側羽片は波状縁であったりするが,先端にかけてなめらかに全縁.