毛呂山の植物

和  名 カタヒバ 科 名 イワヒバ
学  名  Selaginella involvens (Sw.) Spring
 常緑性のシダ.林床の岩上や樹幹に着生する.主茎は横に這い,地上茎は3〜4回羽状に分枝し卵形の葉状に広がる.全体が1枚の葉のようだが,枝であり,葉一枚は数mm程度で小さく腹葉と背葉の2形がある.背葉に2本の線があることでイヌカタヒバと区別できる.
 2015/2/28 宿谷:林床・岩面 
 秋には枝の先端の葉腋部に胞子嚢がつく.(10月7日)  枝の両側に大きい腹葉が互生し,背側に小さい背葉が互生する.背葉は肋線が盛り上がって2本の線があるように見える.