毛呂山の植物
和 名 |
ハコネシケチシダ |
科 名 |
メシダ |
学 名 |
Cornopteris christenseniana (Koidz.) Tagawa |
 |
夏緑性.イッポンワラビとシケチシダの雑種と推定されている.シケチシダの大きなものに似る.葉柄はやや紅紫色を帯びて鱗片を密につける.羽片の付け根にシケチシダ同様のイボ状の突起を多数つける.小羽片と小羽片の間が開いている.胞子嚢群は細楕円形で中肋と片縁の中間につき,苞膜はない.山地の林床にみられる.
2015/5/4 大谷木:あざ穴 |
 |
 |
羽片の付け根にシケチシダ同様のイボ状の突起を多数つける. |
葉柄はやや紅紫色を帯びて鱗片を密につける. |
 |
●シケチシダ
2回羽状複葉
鱗片は少ない,葉柄は淡紅紫色
胞子嚢は線形で細い
●ハコネシケチシダ
3回羽状複葉
鱗片が多い,葉柄は紅紫色
胞子嚢は小さな楕円形 |
胞子嚢群は細楕円形で中肋と片縁の中間につく.苞膜はない. |
|