毛呂山の植物
和 名 ヤセウツボ 科 名 ハマウツボ
学  名  Lathraea japonica Miq.  
 地中海沿岸原産.日本では要注意外来生物に指定されている.マメ科のほかセリ科,キク科,フウロソウ科、ナス科などに寄生して繁殖する.西大久保では,シロツメクサの株間にあって,これと共生しているようすが感じられた.5〜7月に,茎の先端の総状花序に,壷状の花を20〜50個つける.花は白色でわずかに紅紫色を帯びる.分布の少ない植物であるが,荒川下流部からの報告がある.
 2017/5/10 西大久保:路傍
 茎頂に壺状の白色の花を穂状(すいじょう)に多数つける.花は円筒形で,先端がやや下を向く.  花は白色でわずかに紅紫色を帯びる.下唇は先が3裂し,縁が波状に切れ込む.