山之内の植物
和 名 |
ヤマゴボウ |
科 名 |
ヤマゴボウ |
学 名 |
Phytolacca acinosa (=esculenta) |
 |
葉は大きな楕円状で草丈1mほど.ヨウシュヤマゴボウと違い花序が下垂しないで上に立ち上がる.古くは根を薬用にするために中国から入ってきたようだが現在は栽培されていない.山菜の食べるヤマゴボウとはまったく別種.全草に毒成分であるフィトラシンを持ち,特に根や果実が危険.誤って食べると嘔吐や激しい下痢に見舞われる.
観光地で土産物として販売されているヤマゴボウはアザミ(モリアザミなど)の根で,名前だけにつられて本物のヤマゴボウを食べると危険.
2015/8/30 長野県山之内町:路傍 |
 |
花序は直立.白い花披は萼,葯は紅色で8個. |
 |
 |
子房は8溝(心皮が8個),心皮が離生するので,8個の分果からなる. |
|