毛呂山の植物
和  名 タマツリスゲ 科 名 カヤツリグサ
学  名  Carex filipes Franch et Sav. var. filipes
 根茎は短く株立ちする.植物体はやや軟弱で粉緑色.葉の幅は2〜6mm,長さ30cm程度.小穂は互いに離れてつく.頂小穂は雄性.柄が短く長さ1cm.側小穂は1〜3個,雌性で長さ1〜2.5cm.きわめてまばらに数個の果胞をつける.下のものは長い柄があって下垂する.
 2023/4/6 箕和田:湖畔
 頂小穂は雄性.柄が短く長さ1cm.側小穂は1〜3個,雌性で長さ1〜2.5cm.きわめてまばらに数個の果胞をつける.下のものは長い柄があって下垂する.(4/16)

 左:雄性の頂小穂とそれに近接する雌小穂.
 右:下部に離れてつく雌小穂,長い柄をもつ.
 側小穂は雌性できわめてまばらに数個の果胞をつける.下のものは長い柄があって下垂する.(5/22)
 オオタマツリスゲとの相違点は雄穂の柄が極めて短いところ.
 参考:オオタマツリスゲの花穂
 先端の雄穂の柄は長さ数センチ.