毛呂山の植物
和  名 オオヒキヨモギ 科 名 ハマウツボ科
学  名  Siphonostegia laeta S. Moore
 丘陵から低山,里山のやや乾燥気味の草地や崩落地,崖などに生育する一年草.半寄生植物でテイカカズラの根に寄生していることが多い.茎は斜上し、盛んに分枝して50cmほどに育つ.茎は葉とともに開出毛が密に生える.花は上部の葉腋に1個ずつつく.萼は長さ2cmほどの細い筒形で腺毛が密に生える.花冠は淡黄色で長さ2.5cm.下唇は3裂し,左側の裂片が立ち上がって左右不相称(この種の決め手).
 2022/9/10 大谷木:遊歩道
 オオヒキヨモギ:花冠は淡黄色.下唇は3裂し,左側の裂片が立ち上がって左右不相称になる(ここが分類の決め手).上唇は帽子形で先が割れない.
 参考:ヒキヨモギ・花冠は黄色,下唇は浅く3裂し横に広がり左右相称.上唇は帽子形で先が2つに割れる.(ネット資料から引用)
 葉は対生で,各葉腋に1個ずつ花をつけるので果実も仲良く並んで結実する.