毛呂山の植物
和 名 ニッポンタチバナ(たちばな) 科  名 ミカン
学 名  Citrus tachibana (Makino) Tanaka
 和歌山県以西の海岸の暖地に自生するとされているが,入間地区でも山間の集落にときどきみられる.フクミカン(福ミカン)と呼んでいる.果実は偏球形で径2.5〜3cm,冬になって黄色く熟す.果皮は薄くてむきやすく,ユズの香りがする.中の袋は6〜8個で,液は酸っぱくて食用には向かない.枝切りして生け花の材料となる.黄色い果実の皮を乾燥の後,粉末にして薬味とする.
 2015/10/19 阿諏訪:植栽
 樹齢100年を超す巨木もある.