毛呂山の植物
和  名 マルバアオダモ 科 名 モクセイ
学  名  Fraxinus sieboldiana Bl.
 山地に普通の落葉高木.葉は5ないし7個の小葉からなり,鋸歯はほとんどなく,滑らかであるところから「マルバアオダモ」と名づけられた.小葉の形は披針形から円形まで変化に富む.雌雄別株で,雄花の株と両性花をつける株とがある.
 2015/4/12 阿諏訪:山林 
   
 葉の裏面の葉軸に微細毛が生えている(アオダモには毛がない).
 雄花:花弁4,雄しべ2だけの単純な花だが,多数が集合して華やかである.  両性花:花弁4,雄しべ2,子房とへら型の柱頭.
 花期が終わると花弁と雄しべ柱頭は落ち,子房の基部が伸び子房は翼果に発達する.(4/14)   翼果,長さ2〜2.7cm,幅4〜5mmで披針形.(5/25)