毛呂山の植物

和  名 トラノオシダ 科 名 チャセンシダ
学  名  Asplenium incisum Thunb.
 常緑生のシダで,石垣の隙間にみられることが多い.小型の種類である.栄養葉は小さく,胞子葉は大きく30cmに達する.
 2016/9/2 阿諏訪:雷電神社

 
 大谷木:鎌北湖(2015/3/4)


 胞子嚢群は小脈に沿って小さく,線形の包膜をもつ.葉柄の下面は紫褐色を帯び,つやがある.
 葉柄は細く,上面には浅い溝が通っているのが特徴である.下面は紫褐色を帯び,つやがあるのが分類の決め手になる.