毛呂山の植物

和  名 シノブ 科 名 シノブ
学  名  Davallia mariesii Moore ex Baker
 夏緑性のシダで,山地の樹幹や岩上に着生する.根茎は太くて毛に覆われ,長く這う.葉は3〜4回の羽状複葉.裂片の小脈の末端に長楕円形で壺形の包膜をもった胞子嚢群(ソーラス)を生じる.根茎を丸めてシノブ玉をつくり,夏に軒先に観賞用につり下げて涼を楽しむ風習がある. 
 2018/5/13 滝の入:中在家・岩上
ソーラスは小羽片の先端に1個つく. 地下茎は太さ5mmほど,岩上を這う.