毛呂山の植物

和  名 ナガバノイタチシダ 科 名 オシダ
学  名

 Dryopteris sparsa (Ham.) O. Ktze. 

 常緑性.根茎は短く斜上.葉柄は褐色,下部で暗褐色,基部に広披針形,淡褐色の鱗片がわずかにつく.葉身は卵状長楕円形の2〜3回羽状複葉,光沢のない黄緑色の紙質,葉身の先端はやや急に狭くなる.胞子嚢群をつける葉身の羽片は間隔をあけてつく.最下羽片の後側第一小羽片は幅広くて大きい.小羽片の羽軸裏に鱗片はつかないが細毛が生える.胞子嚢群は小羽片の中肋近くにつく.  
 2019/12/21 大谷木:鎌北湖
 最下羽片の後側第一小羽片は幅広くて大きい.  羽軸の柄が長く,胞子嚢群は小羽片の中肋近くにつく.
 鋸歯の先端が刺状に尖る.(種を決める決め手になる) 円腎形の包膜をもつ.(2021/7/18)