毛呂山の植物
和 名 ウスゲタマブキ 科 名 キク
学  名  Parasenecio farfarifolius (Siebold et Zucc.) H.Koyama var. farfarifolius
  山地の湿り気のある木陰に生育する多年草.茎は高さ50〜140cm,若いときには”くも毛”がある.葉には長柄があり,葉身はやや薄く三角状心形,幅13〜21cm,表面に粗い毛を散生し,裏面に薄く”くも毛”がある.
 2017/9/11 大谷木:鎌北地区
      
    白色の総苞の中に数個の
  雌花が見える.
 頭花は狭い円錐花序に多数つく.総苞は白色で長さ9〜10mm,総苞片は5個.その中に小花5〜6個が開く,花冠ははじめ黄色で,まもなく褐色となる.  葉腋にムカゴをつける.多毛で,球形のムカゴがつき,フキのような大きな葉であるところから”ウスゲタマブキ”.