毛呂山の植物
和 名
シオデ
科 名
シオデ
学 名
Smilax riparia
A. DC. var.
ussuriensis
(Regel) Hara et T. Koyama
低山帯の落葉樹林の縁や林床に生える多年草.6〜8月に葉腋から花柄を出し散形花序をつくり,淡黄緑色の小花を多数つける.葉は卵状楕円形で先端が尖り,下面は淡緑色.葉の基部に巻きひげがつく.近似の
ヤマガシュウ
には茎に刺がある点で区別できる.
タチシオデ
は花期が4月で区別できる.
2015/6/22 宿谷:林縁
雌雄異株.雄花の花被は緑色で長さ5mmほどの披針形.そりかえる.
雌花.花披片はやや幅が広い.花柱はほとんどなく,緑色の子房の上に3裂してそりかえった柱頭がのっている.2007/7/9
果実は直径約1cm,球形の液果で晩秋には黒く熟す.2022/10/1