毛呂山の植物
和  名 オリヅルラン 科 名 キジカクシ
学  名  Chlorophytum comosum Baker
 原産はアフリカ,観賞用として栽培されるが,ときに逸出して沢筋などで見かける.常緑の多年草.葉の間から長い茎を出して,その先に葉がつき,地面に接して根を伸ばす.葉は広幅の線形で白色の線が入るが,ときには緑色一色のものもある.
 2015/2/28 宿谷:沢筋

 キジカクシ科はクサスギカズラ科とも云う.科の名前は最初に発見された植物名を充てるのが常態.しかしキジカクシもクサスギカズラも馴染みのない植物です.この仲間にアスパラガスがあるから,アスパラガス科とでもして欲しいね!!.
 以前はユリ科に入っていた.花は星型で白色,直径2cm以下,雄しべ6で長く突き出す.花被6で長楕円形,長さ10mm以下で反り返る.(萼片と花弁が似ていて区別がつかないので花被と呼ぶ.)雌しべの柱頭は小さな点状.
 吊り鉢の株間から長い茎を出して,その先に葉がつき,その様子を折鶴に見立てて名づけたもの.