毛呂山の植物
和  名 オオオナモミ 科 名 キク
学  名  Xanthium occidentale Bertoloni
 河原や空き地などやや富栄養の土地によく生える1年草.茎や葉柄は紫色を帯びる.葉の上面は著しくざらつく.果実はオナモミより大きく長さ1.8〜2cmあり,茎の頂上に密に接してつく.
 2017/9/13 大谷木:鎌北林床
   
 2015/10/23  西戸:休耕田
 雄花は茎の先端の短い花序に集まってつく.花糸は合着して筒をつくり,5個の葯は離生している.雌花は雄花序の基部に集まってつく.  果実の先端にくちばし状の突起が2個ある.これが雌しべである.果実には長い刺が密につくのが特徴で,刺の先が曲がっていて,衣服や動物の毛に付着する.