毛呂山の植物
和  名 オオイトスゲ 科 名 カヤツリグサ
学  名  Carex alterniflora Franch.
 地下に匍匐茎があって叢生する.茎には鈍い3稜がある.葉は長さ10〜20cm,幅2〜3mmの線形で,直立する. 根元の葉は淡黄褐色の葉鞘に退化している.
 花茎は直立し,頂小穂は雄性で,咲き終わると淡褐色の雄しべが垂れ下がり,全長1.5〜3cmの棒状.数個の側小穂は雌性で,細い円柱状,果胞が密にならぶ.柱頭は3裂.側小穂の付け根からは苞が斜上する.果胞は卵状長楕円形で,先にくちばし状の突起がある.
 2023/3/30 大谷木:遊歩道 
 側小穂は雌性で,やや離れて2〜4個. 柱頭は3裂.