毛呂山の植物
和 名 オニツルウメモドキ 科 名 ニシキギ
学  名  Celastrus orbiculatus Thunb. var. strigillosus (Nakai) Makino
 山野に生える雌雄異株のツル植物.葉は互生し,長さ5〜10cmの倒卵形〜楕円形で先は急にとがり鈍い鋸歯をもつ.両面とも無毛.葉裏の葉脈上に畝状の隆起と突起毛があるのが特徴.葉腋から短い集散花序を出し,黄緑色の小さい花を10数個つける.花期は5月.林床に若木が育っているので自然繁殖が進んでいるものと見える.
 2020/5/7 大谷木:町営水道水源地付近
 葉裏の葉脈上に毛があるものをオオツルウメモドキという.基本種のツルウメモドキは葉脈上は無毛.(3者の区別点は葉裏の葉脈の違いによる)                  
 スギの樹幹をよじ登るオニツルウメモドキ.  高さ20mの中空で花芽をつけている.
葉裏の脈上に畝状の隆起が1〜3列並ぶ. 隆起線上に突起毛が並ぶ.