毛呂山の植物
和  名 ヌルデ 科 名 ウルシ
学  名  Rhus javanica L. var. roxburghii (DC.) Rehd. et Wils.
 山地から平地に至る林縁に生える落葉小高木.葉は大型の奇数羽状複葉で,小葉間の軸に翼がある.秋に他の植物に先立って紅葉する.
 2016/5/29 箕和田:湖畔林

  
     小葉間の軸に翼
 ウルシの葉に似るが,小葉と小葉の間の葉柄の部分に翼様の葉があるのが特徴.秋に他の植物に先立って紅葉する.2011/11/02  写真は,紅葉が始まった葉の断面の顕微鏡写真.柵状組織の細胞内に赤い色素が出来ている.
 秋になり実が熟すと表面にリンゴ酸カルシュウムが浸出して結晶をつくる.塩分補給,食塩の代用になる.