毛呂山の植物
和  名 ニガカシュウ 科 名 ヤマノイモ
学  名  Dioscorea bulbifera L.
 ヤマノイモ科の多年生つる草.地下に扁球(へんきゅう)形の塊根(いも)をつくる.つるは左巻きで,葉は互生し,円心形で,長さ幅ともに5〜16cm,切れ込みはなく,無毛.葉柄は長さ3〜10cm,葉腋に肉芽(むかご)ができる.雌雄異株.7〜8月に花序が下垂する.普通みられるのは雄株で,雌株はきわめて少ない.花はともに無柄,雄花は雄しべ6本.原野や林縁に生え,本州から沖縄,および中国,インド,マレーシアに分布する.
 2015/7/4 葛貫:路傍
 7〜8月,雌・雄花序ともに下垂する.普通みられるのは雄株で,雌株はきわめて少ない.
 葉は互生,葉柄の基部が翼状に広がっているのと,ムカゴに突起がある点でオニドコロと区別できる.