毛呂山の植物
和 名 ネコヤナギ  科 名 ヤナギ
学  名  Salix gracilistyla Miq.
 渓流や平地の水辺に生える落葉低木.葉は皮針形で幅が広く,下面は灰白色の伏毛が残存する.秋には冬芽が赤くふくらむ.尾状の花穂に白い絹毛が密生した様子がネコの尾に似るところから名づけられた.花期は3月,葉がでる前に開花する.
 2019/3/16 平山:毛呂川堤

   
 雄しべ2個,花糸は合着して1個.葯は紅色,花粉は黄色.  雄花,雌花とも上部が黒い披針形の苞と1個の腺体をもつ.
 葉は長披針形で側面はほぼ平行.  葉柄の基部が大きく発達し,冬芽を包む.
 葉裏:副脈も強く張り出す,銀白色の微毛が密生する.小さな鋸歯の先が腺になっている. 葉は長披針形 托葉にも腺状突起