毛呂山の植物
和 名 マルバツルグミ 科 名 グミ
学  名  Elaeagnus × retlexa Morren et Decne.
 ツルグミとナワシログミの雑種と推定されている.常緑低木.枝をつる状にのばし,高さ2〜4mほどになる.葉は互生し,長さ5〜10cm,幅4〜6cmの広卵形.先端が急に狭くなって短く尖り,基部は丸い点などマルバグミに似るが,葉縁が波打ち,萼筒が太く鐘形で基部が急にくびれるなどナワシログミの要素を持っている.花は初冬に咲き,葉腋に1〜3個垂れ下がる.
 2017/1/21 大谷木:宝福寺
 花の外面と花柄に銀白色の光沢がある鱗状毛が密生し,淡褐色の鱗状毛がまじる.葉柄の長さは5〜10mm.萼筒が急に細まり子房につながる.ツルグミに比べて花が大きく,数が少ない.