毛呂山の植物
和  名 マルバナツグミ 科 名 グミ
学  名  Elaeagnus multiflora Thunb. var. multiflora fo. orbiculata Thunb.
 ナツグミを品種に分けて本来の種をホソバナツグミ(var. multiflora form. multiflora)とし,葉形が円いものをマルバナツグミ(form. orbiculata)として独立させたもの.
 葉は互生し,楕円形〜長楕円形.葉表は鱗状毛に覆われ,葉裏は鱗状毛に赤褐色の鱗状毛が混じる.花は淡黄色で萼筒の先が4個の萼片に分かれる.雄しべ雌しべは萼筒とほぼ同じ長さで突き出ない.果実は長さ1.5cmの広楕円形で,赤く熟し食べられる.美味.
 写真は鎌北湖の湖岸に生えているもので,根元の直径50cmほどの老木である.
 2023/4/1 大谷木:鎌北湖湖岸
 
 花は淡黄色で萼筒の先が4個の萼片に分かれる.  雄しべは萼筒からあまり突き出さない. 
 葉表面:鱗状毛が密生.  葉裏面:鱗状毛が密生し,赤褐色の鱗状毛が混じる.