毛呂山の植物
和  名 コンニャク(逸) 科 名 サトイモ
学  名  Amorphophalus konjac K. Koch
 畑に植えられる多年生草本.栽培品が逸出したものである.地下にデンプン質の塊根があり,加工してコンニャクを造る.5〜6年生の育った塊根に花がつく.このとき葉は出ない.花が終わって枯れてから葉が出てくる.この頃,塊根の周りに小芋をつくり繁殖する.
 2015/7/24 阿諏訪:雑木林
 花は全体の高さが2mほどになる.いわゆる肉穂花序は円錐形で高く伸びあがる.仏炎苞は上向きにラッパ状に開き,花序は背面に反り返る.花全体は黒っぽい紫色.独特の臭いを放つ.   花後,花軸の周囲にトウモロコシ状の液果が発達し中に種子を実らせる.宿谷:林縁(2023/7/27)