毛呂山の植物
和  名 コカンスゲ 科 名 カヤツリグサ
学  名  Carex reinii Franch.et Savat.
 山地の林下に生える常緑の多年草.葉は暗緑色で硬い.根茎は長く伸び,匍匐枝を出す.叢生した株から普通1本の茎を立てる.4〜5月に開花し,10個前後の線形の小穂をつける.小穂はみな同形で鱗片は紫褐色,縁は白色.
 2017/4/17 滝の入:鼻曲山
4/17 5/2
 頂小穂は雄性で.下部の花は基部が雌花で先端が雄花である. 大谷木:林床
 1株に1本の花穂を出す.先端は雄花のみ,途中の枝は先端部に雄花,その下に雌花をつける.各穂の果実は少数(数個).