毛呂山の植物
和 名 カマツカ(うしころし) 科 名 バラ
学  名  Pourthiaea villosa (Thunb.) Decne. var. laevis (Thunb.) Stfp.
 山野に生える落葉低木.春,当年枝に散房花序をつくり,白色の5弁花を10個ほどつける.葉は倒卵形で長さ4〜10cm,両面に細毛があるが,上面は後に無毛となる.幹が硬く鎌の柄に用いたのが名の由来.別名「うしころし」.
 2017/5/6 滝の入:遊歩道
  
 花弁はほぼ円形で,内側の基部にまばらに白い軟毛がある.雄しべは20個.花柱は3個.基部は合着して白い軟毛が密生する.  果実はナシ状果.長さ8〜10mmの倒卵形または楕円形で,10〜11月に赤く熟す.無毛で頂部に直立した萼片が残る.