毛呂山の植物
和 名 アシ(よし) 科 名 イネ
学  名  Phragmites communis Trin.
 低地の水湿地に群生する.地下茎は地上に現れない.夏になると高さ2m以上に育つ.この茎で作ったすだれを「よしず」と言う.花序は長さ30cm以上になり,紫色を帯びた小穂を密につける.
 2016/9/3 西戸:河川敷


 アシは”悪し”に通じるところから,ヨシ”良し”と呼ぶようになったとか.
   
 オギに似るが葉の幅が広く長さは短い.花序は長さ20〜40cm大型の円錐状で紫色を帯びる.  成熟した穂は褐色になり,小花の基部につく白い絹毛が目立つ.オギの毛は真っ白で識別しやすい.