毛呂山の植物
和  名 アカメヤナギ(まるばやなぎ) 科 名 ヤナギ
学  名  Salix chaenomeloides Kimura
 水辺や河原などに生える落葉高木.葉は広楕円形で,下面は粉白色.若いときは赤褐色なので他のヤナギと区別しやすい.鎌北湖の岸辺には十数メートルの大きさに育ったものがみられる.
 2016/4/27 大谷木:鎌北湖湖岸
 葉柄の上部に2個の腺があり,徒長枝の葉にはボケに似た大きな円形の托葉があるのが特徴である.
 6月になると実がはじけて,綿毛をつけた無数の小さな黒い種子が,風に飛ばされて広まっていく.
 ヤナギ属は雌雄異株で,アカメヤナギの雄花は3〜5本の花糸が根元で接合しているので,他のヤナギと区別しやすい.